働き方・生き方
LECTURES AND TRAINING TRIVIA 講演・研修トリビア
ノビテク【第3回】小生、小職?!使ってよい言葉? – ビジネスマナー 教えてQ&A
Q:小生、小職?!使ってよい言葉なのでしょうか?
この4月から社会人になった、新入社員(女)です!!
先日、取引先の方のメールに、「小生が担当いたします」とあったので、先輩に「『しょうせいさん』という方が担当みたいです」と伝えたら、笑われてしましました。
社内でも、年上の男性で使っている方がいる「小生」「小職」という言葉は、私も使っていいのでしょうか?
教えてください。
A:女性は使用しない方が良い。いずれにせよ、ビジネス文書では使用しない方がよい。
こんにちは。
新社会人として、頑張っていらっしゃるんですね。
さて、ご質問に回答いたしますね。
■小生、小職
小生、小職とという単語の使用についてですが、辞書で調べると、手紙などで、男性が自分をへりくだって言う語(大辞泉)とありますので、まず女性は使用しない方が良いですね。
また現在、通常のビジネス文書では使いません。ましてや、お客様に使うと場合によっては、ちょっとふざけた印象を与えてしまうことがあるかもしれません。いずれにせよ、ビジネス文書では使用しない方がよいでしょう。
先輩に使用されている方がいらっしゃるそうですが、使っている方は文学青年かも知れませんね。
私の個人的には、「小生」などという表現は好きなのですが、ビジネス文書では使用しない方が良いでしょう。
あと、メールの末尾に「○○(名前) 俳」と記載される方が、ごくまれにいらっしゃいます。
■拝
これも今は、通常の仕事(ビジネスメール)では使われていない言葉です。
『俳』を調べたら「書簡文」に使用とありました。書簡文とは、独特の慣用表現で古くは候文(そうろうぶん)、消息文のこと。とありました。こちらの表現も、ビジネスメールでは使用しない方が良いでしょう。
皆さまからのご質問(Q)を随時募集中!!
ビジネスマナーや言葉づかいなど、ビジネスに関するご質問がありましたら、ノビテクマガジン編集部まで、どしどしご応募くださいませ。応募フォームはコチラ